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読書メモ:カエルを食べてしまえ!
- 2007/11/01(Thu) -
今日の読書メモ。
会社の本棚にあった、なにやら気になる本。
そのタイトルと表紙からは何の本なのか分りません。
でも、ちょっとした空き時間で読めてしまったその本はなかなかイイ線をついていました。

カエルを食べてしまえ!

カエルを食べてしまえ!
ブライアン トレーシー (著), Brian Tracy (原著), 門田 美鈴 (翻訳)



・一日の終わりや週末に、翌日しなければならない仕事をすべてリストアップする。
・「80対20の法則」と併せて、「ABCD法」によってこのリストを見直す。
・A−1の最も重要な仕事を見極める。この仕事は、やりとげることによって、または放置することによって、重大な結果が生じる可能性があるものだ。
・この仕事に必要なものをすべてそろえ、朝すぐにとりかかれるよう準備する。
・デスクの周りを片づけ、朝この最も重要な仕事、つまり大きなかえるが自分を待ち構えているようにする。
・起床し、身支度をし、部屋に入り、腰を下ろし、このもっとも難しい仕事にとりかかり、やり遂げるまで邪魔が入らないようにする。
・三週間これを行い、習慣づける。一ヶ月足らずで文字通り生産性が二倍になるだろう。


目の前にいるカエルをすぐに食べろ!もし二匹のカエルがいたらもっとも醜いカエルを先に食べろ!大きなカエルは一口ずつ食べろ!そうすれば全部食べられる。

この本は、いわゆる仕事術とか自己啓発の類の本です。
「カエル」というのはあなたが今かかえている「仕事」のことなんですね。

読むと「なるほど!」と思い、明日から実行しようと意気込むのですが、なかなかそうは問屋がおろしてくれません。

でも、意識するのとしないのでは、きっと何かがかわってくるでしょう。

そう信じて、明日からは朝一番にカエルをたべてみよう!カエル


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読書メモ:人口が変える世界
- 2007/11/03(Sat) -
今日の読書メモ。
世界情勢を見て行く時に気になるのが人口問題です。
今、地球の人口は爆発的に増えていておよそ66億人の人がくらしています。
しかし、日本や韓国・EU諸国では、少子化が問題となっています。
この矛盾はどこからくるのでしょう?

人口が変える世界
人口が変える世界―21世紀の紛争地図を読み解く
日本経済新聞社 (編集)

まえがきより・・・
2006年9月11日。米国は約三千人が犠牲になった同時多発テロから五年を迎えた。
同時多発テロの犯人たちは中東出身のイスラム教徒だった。中東は世界で有数の人口急増地域。例えば、世界最大の産油国であるサウジアラビアの人口は過去十年で倍増した。
ここ数年こそ原油価格高騰の恩恵を受けているが、それでも経済成長は人口増に追いつかない。かつての「アラブの大富豪」のイメージはなく、中東に暮らす一般の人々は豊かさを実感できないでいる。特に職に就けない若年層は不満をつのらせ、そのはけ口が世界経済をリードする米国に向かった。
同時多発テロ後の2003年、ブッシュ政権はイラク戦争に踏み切り、イスラム教対キリスト教の対立の構図がより鮮明になった。イスラム過激派によるテロはその後も各地で頻発し、世界は五年たっても安定を取り戻せないでいる。世界を大きく変えた「9.11」。
その底流に人口問題があった。


体外受精による不妊治療を国策として奨励し、人口を増やそうとするイスラエル。

一人っ子政策が功を奏し、人口増加には歯止めがかかったが、その人口比率のアンバランスから将来が不安視される中国。

世界一豊かな国アメリカを支えているのは、低賃金で人が嫌がる仕事をせざるを得ないメキシコ移民。

ソ連崩壊後の急速な社会情勢の変化についていけず、毎年五万人もの自殺者に苦慮するロシア。

などなど、様々な国が直面している社会・政治問題を「人口」という切り口で見て行きます。ある国は少子化により労働力不足に悩み、ある国は人口爆発により食糧難が懸念され、ある国はゆがんだ男女比に頭を悩ませる。

今の地球では、これらの問題が単独の国のそれぞれの問題ではなく、グローバリゼーションによってもたらされた複雑かつ微妙なバランスで関係し合っています。

これから先の時代はまさに未体験ゾーンとなります。

この本、ちょっと読みづらい感は否めません。
日経新聞朝刊の特集記事を加筆・編集したということで、それぞれの国の話が各章に点在するので全体感を持って俯瞰することがむずかしいからだと思います。

なので手元に置いて、気になるニュースがあった時に地図を開くようにして読んでみるといいかもしれません。

★★★


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読書メモ:生き方
- 2007/11/07(Wed) -
今日の読書メモ。
自分の土台にどれほどの哲学や理念、思想があるだろう?
あまり考えた事がないテーマです。
でも、考えたことがないだけで誰もが自分の内に秘めているのは間違いない。
だってこれがなければどっちに進めばいいのか判断できませんから。

そんな「生き方」を京セラ・KDDIの創始者であり現名誉会長の稲盛さんが説いています。

生き方

生き方 ― 人間として一番大切なこと
稲盛 和夫 (著)


 新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性をまっすぐに信じることができる人です。可能性とはつまり「未来の能力」のこと。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難な事はいつまでたってもやり遂げられません。
 自分の可能性を信じて、現在の能力水準よりも高いハードルを自分に課し、未来の一点で達成すべく全力を傾ける。その時に必要なのは、つねに「思い」の火を絶やさずに燃やし続けるということです。それが成功や成樹につながり、またそうすることで、私たちの能力というのは伸びていくものなのです。
<中略>
できないことがあったとしても、それは今の自分にできないだけであって、将来の自分になら可能であると未来進行形で考えることが大切です。まだ発揮されていない力が眠っていると信じるべきなのです。



著者の稲盛さんはビジネスパーソンとして比類なき実績を残しておられますが、稼いだ財で「稲盛財団」を設立し「京都賞」を創設、人類社会に貢献のあった人を顕彰しています。それまでの人生は「世のため人のために働く期間」だったそうです。そして自らは仏門に入り、さらに魂を磨き、今は「死への準備にあてるべき期間」を過ごしているそうです。

著者が仏門に入っていることもあり、宗教的な話かと思い敬遠する人がいるかも知れませんが、書いてある事は人として当たり前のことです。
「足るを知る」というのはまさに今の世の中に浸透して欲しい言葉だと思うし、「利他」という言葉も一人一人が心がけてほしいと思う言葉です。

まさに僕が「自分緑化」という造語で言いたかったことはそういうことなんです。

自分だけ満たされればいいという欲求を跳ね返すのは相当むずかしいですが、そういう人間になれるよう、近づけるよう努力をすることが大事なんですね。

この本、書店でも平積みされていますので、結構売れているみたいです。
共感する人が多ければ世の中も変わるはず・・・なんだけどね。


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読書メモ:鏡の法則
- 2007/11/14(Wed) -
今日の読書メモ。
ちょっと今日はつかれたなぁ・・・
最近人間関係がうまくいかないなぁ・・・

そんな時に こういう本を読んでみるのもいいかもしれません。
薄い本なので、ちょっとした時間で読めちゃいました。

鏡の法則

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
野口 嘉則 (著)



 「私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡である」これが「鏡の法則」です。
 心の中で不満ばかり抱いていると、その心を映し出すように、ますます不満を言いたくなるような出来事が現実に起きてしまいます。
 逆に、心の中でいつも感謝していると、さらに感謝したくなるような出来事が起きてくるのです。
 「人生は、自分の心を映し出す鏡である」ということは、言い換えると、「自分の心の波長にピッタリな出来事が起きる」ということです。「心の中の原因が、結果として現実化する」とも言えます。



帯にも書いてあるように、「読んだ人の9割が涙した!」は本当か?
まさか自分はたぶん泣く事はないなと思いつつ読み進むと、途中でジワっと来てしまいました。なんとも不思議な本です。

ちょっとしたエピソードが一話書かれています。そしてその後に著者の解説があり、「あなたの人生に幸せをもたらすには・・・」という切り口で 人をゆるす ことを説いています。

人間関係でお悩みの方は、読んでみると心が軽くなれると思いますよ。

ちなみにこの話は著者のブログから発信されて、一躍広まったそうですが、iTunesのPodcastから音声で著者の「ちょっといい話」を聞くことができます。iPodをお持ちの方は、ダウンロードして耳で聞いてみてはいかがでしょうか?

それからもうひとつ。
この本の売り上げの一部は、国際援助団体(NGO)セーブ・ザ・チルドレンをとおして、世界の子供たちを救うために使われるそうです。なのでこれから読んでみようと思われた方は購入することをおすすめします。
ちょうど今、このセーブ・ザ・チルドレンもかかわった不条理な児童労働に関する本を読んでいる所です。
その話はまた今度。

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読書メモ:チョコレートの真実
- 2007/11/25(Sun) -
チョッコレイト〜 チョッコレイト〜 チョコレイトは〜・・・
と歌う桑田啓佑の声が耳につく今日この頃ですが、皆さんはこの事実を知っていましたか?

「カカオ農園で働く子供達は、チョコレートを知らない。」

甘い甘いチョコレートに隠された苦い歴史と今なお続く搾取される生産者たちのお話です。

チョコレートの真実

チョコレートの真実
キャロル・オフ (著), 北村陽子 (翻訳)


大思想家が自由、平等、博愛を論じ、人権擁護を唱えつつ飲んでいた、砂糖入りのチョコレートやコーヒー。それはいずれも、奴隷の血と汗によって作り出されたものだった。
 カリブ海域とアメリカ先住民は、コルテスが最初にやってきた時に比べて、人口が激減していた。アフリカ人は、最も厳しい虐待にさらされ、アメリカ大陸で暴虐に耐えていた。
 カカオ生産は、三角貿易と呼ばれる恐ろしい制度の上に成り立っていた。商人と大領主はこの商業活動を、ヨーロッパからアフリカ、そしてアメリカへと、大西洋をまたいで行っていた。船はまず、塩漬けの魚から武器まで様々な商品を積んでヨーロッパの港を出港、西アフリカへ航路を取る。積み荷をそこで下し、今度は人間を満載してアメリカ大陸へ向かう。到着すると、奴隷を売って農産物を積み込み、ヨーロッパへ戻る。アフリカから連れてこられた人々は労役を課され、砂糖、ラム酒、カカオ、綿花など、ヨーロッパの工場・市場向けの商品の増産にあたる。大成功したこのシステムは、人間の命の尊厳の途方もない犠牲の上に成り立ち、莫大な利益をもたらしていた。


今から30年くらい前になるでしょうか?小学生の頃にみたテレビ番組、確か「ルーツ」という番組名だったと思うのですが、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人クンタキンテが、理不尽な扱いを受けながら、自由を求めて脱走するという物語だったと思うのですが、このチョコレートの話は、まさに奴隷を酷使することで成り立っている産業の過去から現在のドキュメントです。しかもその話は遠い過去の物語だったという過去形ではなく、今なお世界のどこかで人間としての扱いを受けずにタダ働きさせられている人がいる現実を突きつけます。

現在ニッポンで作られるチョコレートは、おもにガーナから輸入されているようですが、世界一の生産量を誇るコートジボワールの児童労働の状況は悲惨なようです。現在コートジボワールは内戦中で、徐々に安定を取り戻してきているようですが、かえって戦いの終りが児童労働の悪化をまねく恐れがあるとのことです。

 コートジボワールで戦争が終わったら、もちろん仮に終わればの話だが、その時には人身売買は勢いを盛り返すことが予想される。以前の商売が復活するだけでなく、国の再建のために安上がりの労働力を求めることになるだろう。
<中略>
「セーブ・ザ・チルドレン・カナダ」は、もしもコートジボワール内戦が終結すれば、人身売買は野火のように広がるだろうと認めている。子供達はこれまでにもまして、危険ににさらされることになる。


さて、これらのカカオにまつわる奴隷や児童労働を生みだす背景には何があるのでしょうか。キーワードとして挙がってくるのは、多国籍企業、食品メジャー、安物買いの消費者ニーズ・・・
なんか以前に読んだファストフードと同じ構図だなぁ。
かといって、もしもチョコレートの不買などをしたとしても、結局、生産者である貧しい国の人々が助かるわけでもなく、さらに状況を悪化させざるを得ないという不自然なマーケットの構図。

最近はフェアトレードチョコレートというものも段々広まっているようですが、一般に認知されるまではまだまだ道は険しそう。まずは自分が食べているものがどうやって作られているのか、僕たち一人一人が気にしてみることが必要ですね。


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読書メモ:ビジョナリー・ピープル
- 2007/11/27(Tue) -
世の中には「いきおい」で成功を手にする人が少なからずいます。しかしその成功を永続的に持続させることは並大抵の努力と運が必要だろうなと言う事も創造ができます。
最近は、せっか築きあげてきた地位や名声を自ら手放し、晩節を汚す人が多いような気もします。
ビジョナリー・ピープルとは、最低でも20年以上に渡り実績を上げ続けている人たち、自分の信じる道をひたすら追求し、ひたむきに、真っ直ぐに、生きていく人たちのこと。

そんなビジョナリーな人たちに10年に渡りインタビューを行い、まとめあげたのが本書です。


ビジョナリー・ピープル

ビジョナリー・ピープル (単行本)
ジェリー・ポラス (著), スチュワート・エメリー (著), マーク・トンプソン (著),
宮本 喜一 (翻訳)


 成功する人は自分の信条や仕事をまっとうしようとして他人の同意を求めることはない、と言う確かな現実があった。彼らには社会的な圧力に屈せず、そうした圧力を跳ね返し、率先して取り組む大胆さがある。他の人から好かれようとするよりも、自分の好きなことに執念を燃やしている。彼らは、たった一度の挫折でうろたえたり落ち込んだりもしなければ、ものごとがうまく行かなくなったときに、他人に責任を押し付けるようなこともしない。逆に、自分たちが追い求める成果をあげるのに最も効果のある仕事に、あくまで最優先で取り組むのだ。成功をおさめている人たちはまた、<自分がしている事に愛情を持つ>ことが、成功するための必要条件だと言っていた。


ビジョナリーな人に備わる共通の三つの要素とは・・・
1.自分なりに定義した意義
2.想像力のある思考スタイル
3.効果的な行動スタイル
これらの三者相互の調和がとれたときに、自分の足元を固める礎となり、ベストプラクティス<成功体験>を持続させてくれるようになるそうです。
人生や仕事上での成功の可能性を大きくしたければ、これらの三つの輪を互いに寄せ、重なり合う面積をできるだけ大きくすればよいらしい。まさに表紙のイラストですね。

ここでいう「成功」というキーワードの解釈がポイントになってきます。
大金を得ることや名声をまとうことが一般的には「成功」を納めると解釈されますが、この本では自分の心の中の声に対して、いかに正直に応え行動できるかということが重要だと説きます。

ネルソン・マンデラ
ジミー・カーター
ヨー・ヨー・マ
ルディ・ジュリアー二
マイケル・デル
ムハマド・ユヌス
ボノ
ビル・ゲイツ夫妻
ジャック・ウェルチ
ダライ・ラマ     などなど・・・

ちょっと有名どころを挙げてみても多種多彩なそうそうたる人たちです。
これらの人たちのコメントがちりばめられた本書は、読んだ時の自分の状況や心境、社会的なステージなどで響き方が違ってくるでしょう。そういう意味では大学生の時に読んでおきたかったと思う本です。

自分にとっての「成功」とは何をすることなのか。

つねに思っておくといいことがあるかもしれません。
明日人生がガラっと変わる出来事があるかもしれませんから。

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